天竜峡のご案内

天竜峡イメージ

■ 天竜峡

天竜奥三河国定公園内にあり、
諏訪湖を水源とし伊那谷を貫いて太平洋に注ぐ
天竜川の流域の中でも、両岸に聳え立つ大岸壁や
奇岩により山水画をほうふつさせる奇勝絶景の天竜
川随一の名勝地。

弘蚊4年(1847)の昔、岡山の漢学者、阪谷郎盧
(さかたに ろうろ)により「天竜峡」と命名されました。

春の新緑や岩間ツツジ、山桜のコントラスト、秋の川面を彩る紅葉は華麗で幽玄な美を醸し出します。

■ 天竜峡十勝とは

飯田市観光スポット天竜峡イメージ02

明治15年(1882年)書聖と仰がれた書道家の日下部鳴鶴(くさかべめいかく)が天竜峡を訪れ、十の岩峰を選び、岩面に自筆の文字が刻まれています。 そのほとんどは川下りの船上から眺望できます。

天竜峡イメージ03

天竜峡十勝

名称 読み方 別名 由 来
垂竿磯 すいかんき さぶり 仙人が、苔むした岩に腰をおろし、好んで釣り糸をたれたとされている。
烏帽石 うぼうせき えぼし岩 仙人がこの幽峡で酒宴をし、酔って烏帽子を忘れ去ったところから出現した岩である。
歸鷹崖 きようがい 鷹待岩 鷹の帰ってくる崖、仙郷に住む仙人が鷹狩りをした際の岩であるとされている。
姑射橋 こやきょう 太田橋 中国古代の『荘子』に記されている不老不死の神仙郷藐姑射山にちなんで命名された。
烱々潭 けいけいたん てらが渕 この崖下の深渕には巨龍が棲み、水底より烱々と光る龍の眼光が見られたところ。
浴鶴厳 よくかくがん つるしね 水面で鶴の群が、その縞模様の羽を美しく水浴させていたところから命名された。
仙牀磐 せんじょうばん 千畳敷 仙人たちが、不老不死の金丹を練った場所と伝えられる千畳敷の岩である。
樵廡洞 しょうぶどう ひさし岩 ひさし状に岩が突き出て、仙人や樵人が雨露をしのいだとされる洞状の岩である。
龍角峯 りゅうかくほう 花立岩 天竜川の深渕に棲む龍が、ある時、天に昇った時、その崖に突然できた『龍の化身』と伝えられている。
芙蓉洞 ふようどう 富士の巻狩 岩面に白い縞模様があり、富士山と富士の巻狩り場面の絵図が偲ばれたところから命名。

■ 天竜峡遊歩道

飯田市観光レジャー_天竜峡遊歩道イメージ
天龍峡温泉観光協会様サイトより

姑射橋(こやきょう)からつつじ橋を渡り、天龍峡を1周できる遊歩道です。
ゆったり歩いて、1時間程度のコースです。

みどころ
◎ つり橋から望む奇岩巨岩の渓谷美
◎ 天竜奥三河国定公園に指定されている豊かで多彩な草木花
◎ 春の桜とミツバツツジ、夏のヤマユリ、秋の燃えるような紅葉、冬の雪景色
◎ 句碑歌碑の数々
◎ 昭和の面影残るお店や旅館、またそこに伝わるお宝 などなど

緑に包まれおいしい空気を吸いながら、自然と歴史に触れ、ゆったりとお楽しみください。

四季の風景 〜 天竜ライン下りの四季 〜

春|水がぬるみ、芽ぶきが待ちどおしいころ、イワマツツジが咲き揃う。桜も開き、峡谷に賑わいがでる。周辺の山々もあわただしく春を迎え、カタクリ、山桜等が咲き、山菜採りのシーズンとなる。

夏|緑がまぶしい。船で下ると、崖にヤマユリの花が咲き乱れている。
秋|信州の秋は、紅葉と見事な青のコントラストを見せる青空がいい。空は信州の魅力のひとつ。リンゴも鮮やかに色づき、クリやキノコなどの山の幸が楽しく美味しい。月初旬が天竜峡の紅葉の見頃。
冬|山水画の世界を彷彿とさせる天竜峡の冬景色を、暖かなこたつ船の上で満喫できる。かたかったフキノトウの芽がチョッピリ開くと、独特のほろ苦さを味わい、春の到来を知らせる。

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周辺レジャー情報

■ 天竜峡周辺のおすすめ温泉郷・宿泊施設

天竜峡温泉郷 天竜峡温泉郷
割烹旅館 峡泉
丸山の湯
龍峡亭
下條温泉郷 下條温泉郷(7分)
月下美人
加賀美
天竜水神温泉 天竜水神温泉(20 分)
よし乃亭
昼神温泉郷 昼神温泉郷(20 分)
昼神温泉ガイドセンター
奥天竜温泉郷 奥天竜温泉郷(30 分)
佐和屋
飯田温泉郷 飯田温泉郷(30 分)
天空の城 三宜亭本館

( )内は現地までの所要時間です。

■ レジャースポット

いちご狩り(3 分)
道の駅・そばの城(7 分)
伊那路(10 分)
水引見学(15 分)
飯田城(20 分)
酒蔵(20 分)

伊那谷道中(30 分)
大宮通りの桜(30 分)
元善光寺(35 分)
妻籠宿(1 時間)
駒ヶ岳ロープウェイ(1 時間)
高遠の桜(1 時間30 分)